最近、私自身の受け止め方がかなり変わってきました。
怒りや不満を覚えるということが
かなり減ってきたのです。
もちろん、まるっきりなくなったわけではありませんが
パッと、誰かに対して
不満な気持ちや文句を言いたい気持ちが出てくることがありますが、
そういう感情が沸き上がった次の瞬間、
なぜ、自分がそういう気持ちを持つのだろう?と
自分の感情に向き合うことが常になってきたので
その原因がわかれば、
ああ、じゃあそこで文句を言うのも違うななどと
気持ちの切り替えができているためだと思います。
そして
過去の様々な喧嘩や諍い、行き違いがあったことを振り返ってみました。
そうすると、その大半が
どちらかの“プライド”を傷つけたり踏みにじったり、無視した結果、
だったような気がするのです。
私自身、以前は自分のプライドを大事にしていました。
自分の実績であり、自分の大事なものであり
自分を守るためのプライド。
それは持っていることが当然で、
プライドを支えに、自分を鼓舞していたものです。
でも、本当は
誰かと差別化したり、自分を正当化するためだけのプライドなら
必要なかったのです。
“プライド”と名付ければ、大層に聞こえますが
自分の弱い心や弱点や、
出来ないことへの隠れ蓑に使っていたことが
ほとんどだったように思います。
自分がやってきたことを本当に認められるのは自分自身だけだし
他人のことを思いやったりする気持ちは
もちろんとても大切なものですが、
やはり自分を愛し、自分自身がちゃんとできるようにならなければ
人の事を思いやる余裕がなくなってしまいます。
だから、ただ自分を守るためだけの“プライド”ならば
必要ないのです。
自分がコツコツと積み重ねてきた実績や経験は
とても大切なものですが
それすら、また一歩先へ進めることで
上書きされ続けますから、常に進化していくものです。
だから、つまらないプライドならいりません。
もし、“私のブライドが許さない!”と思う瞬間が来たら
その時の“プライド”の正体に
きちんと向かい合ってみましょう。
そうすると、またひとつ自分の心が自由になります。
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