チューリップ畑

道具

私の父はとても手先の器用な人で

必要と感じれば、自分で材料から作ってしまう人でした。

 

実家の庭にも

もらったのか作ったのか・・・

鉄棒と箱型のブランコがありました。

本当です(笑)

田舎とはいえ、自宅の庭に公園にあるような

箱型のブランコがある家はそうそうないでしょうね。

 

その鉄棒もブランコも

私が小学校へ入ったころには

撤去されてしまってありませんでしたが。。。

 

そんな父は道具が大好きでした。

自営で工場を持ちモノを作る仕事をしていたこともあり

自宅にも、ドライバー、ペンチ、曲尺・・・

ともかくいろいろなものが数えきれないぐらいあり

いろいろな場所に転がっていました。

そんな環境で育ったせいか

私も道具類が大好きで、使う当てもないのに欲しくなります。

それも安物はダメで、ちゃんとしたいいものが、です。

 

なので、何か始めようとすると

まず道具と材料をそろえるところから始めてしまいます。

多少は下調べをし、

何が必要かどうすればいいか確認はしますが、

出来るかできないかなどの検証よりも

まずは揃えるところに熱中してしまいます。

 

道具をそろえ終わり、さて!となると

多くの場合、材料のほうが手に入りにくかったり

作業する時間がなかなか取れずに出来なかったり、

何度もそういう事を繰り返しています。

でも、その時は道具をそろえた満足感と

やる気もありますから、

すでに道半ば、自分はやっている!という

半端な満足で気分良くなっているものです。

 

みなさまもお気づきでしょうが

これは何も進んでいませんよね。

たしかに準備はしたかもしれないけれど

ゴールには程遠い段階です。

 

道具より、材料より、環境より

それを継続させる強い熱意が一番大切なのです。

強い思いと熱意が継続されていれば

どんな隙間時間でも、予算が限られていても

打つ手はあるはずなのです。

ちょっとした思い付きで形から入っても

思いが続かなければ、結局何の形にもなりません。

 

 

 

と、今まで私自身も色々無駄な時間とお金を使っていたと思います。

ですが、気づいた時から変えていきます。

 

一つ注意点として、

あまり検証に時間をかけ、

二の足を踏んでしまうというのももったいないことです。

矛盾しているようですが、やって見ることも大事です。

形からではなく、まずはその中のできることから。

 

自分の意識を広げ、

自分にとって大切な情報を手に入れようとし、

諦めず探しつければ、何か手掛かりが見つかります。

 

みなさまもぜひ、探してみてください。

 

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2024.04.16