チューリップ畑

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時の感じ方

だいぶ前から感じていることなのですが

最近の私は

時の厚みを感じます。

 

よく、

年齢を重ねれば重ねるほど

時間の経つのはあっという間で

気づくとまた一つ年を取っている、と言います。

 

少なくとも5年前までは

私もそうでした。

何をしたわけでもなく

ただ毎日をいつものように過ごしているだけで

一日一週間一ヶ月と時は過ぎ

また一つ年を取るんだな・・・という感覚でしたが

最近は、昨日のこと一昨日のことも

随分時間が経ったときのように感じます。

 

なぜなんだろ?考えてみたのですが

それは一つ一つ立ち止まって振り返っているからだと思います。

 

大前提として、不安や孤独や悩みをなくしたいというのは

誰にでも共通している思いだと思いますが、

無くすための段階の一つが

自分のネガティブを無くしていくことです。

そのためには、なぜ自分がそういう判断をしたのか

なぜそう振る舞ったのかを自分で理解する必要があります。

だから、常に自分の言動と心を見張って

自分の反応を確認し検証する必要があります。

 

以前の私だったら、

悔しかったり悲しかったりしても

その出来事に囚われ、相手をこき下ろし

自分を正当化することで

自分自身をなぐさめ、しぶしぶ納得させていました。

 

今は、

なぜ悔しかったのか、悲しかったのか

その反応のポイントを見極め

なぜそういう判断をする自分になったのかを

考え見直すようにしています。

なぜかといえば

その原因が分かり納得できれば

それは単なる過去に変わるからです。

 

だから、一つの出来事でも

自分の中ではだいぶ時間を使い振り返りをしています。

 

きっとその時間の積み重ねが

時の進み方を遅く感じさせているのではないかと思います。

 

生活していくということは

いろいろな人と関わりを持つということで、

ほんの些細な出来事でも

不快だと思うことが積み重なったら

いつの間にか大きな重しになってしまいます。

 

ちょっとしたことでも

一つ一つクリアにしていけば

それだけ心の重しを減らすことができます。

 

 

もうすぐ7月とはいえ

真夏日が続きそうです。

 

どうか体調管理にはお気をつけくださいませ。

 

 

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2024.10.10