人が集まると
たいてい誰かの噂話になりがちです。
それも、ほとんどが
苦手だったり嫌いだったり、
自分の中の評価が悪い人の事が多いですよね。
嫌な感想を持つのは自分だけなのか?
自分が悪いのか?
いや、そうではなくあの人が違うのではないか?
そんなもやもやから、
自分と同じか近いものを感じ
共感し、賛同し、その気持を分かち合い
なんならすこし上乗せして口に出し
気持ちを吐き出すことでスッキリする・・・
というのは日常茶飯事かと思います。
確かに口に出して、共感者を得、
仲間を見つけることで一つ楽になるかもしれませんが
それは、確認をしただけで何も変わってはいません。
また次の日も、またその次の日も
同じことでイライラし、気持ちを乱され
誰かにその気持をぶつけることになるかもしれません。
そういうときは一歩引いて
相手を観察してみませんか?
その人の言動は全て許せないものですか?
例えば、挨拶の仕方やちょっとした仕草
好き嫌いの範疇ではないところでの対応の仕方など。
または、その人の言動を観察することによって
ある一定の法則が見えてくることもあります。
その人が嫌なことを言ったり態度を取るときのポイントなども。
ちょっと言い方が難しいですが、
何から何まで、嫌な態度でいる人はいない気がします。
同僚にはキツく当たるけど、上司には可愛がられているとか・・・
この場合、結果上司にはちゃんとした態度が取れると言うことになりますよね。
つまり、場面を選んで態度を変えているということです。
だとしたら、その人の本音がそこから透けて見えてきます。
もしかしたら、上司にだけ評価してもらえればいいと思っているかもしれません。
だから嫌い!なのかもしれませんが、
それであれば、とても理解しやすいです。
その人が上司との付き合いだけが大事だと思っているならば
あなたは、その人に嫌味を言われても気にする必要はありません。
だって、その人はあなたに関心がないし、
あなたの反応に興味がないはずです。
そんな人に腹を立てて、自分が不機嫌でいる必要はありません。
上司がそこだけを見て評価する人であればそれだけの器ですし、
あなたが自分の魂に恥ずかしくない行動を取り続けていたら
因果応報の法則で、それがあなたに返ってくるからです。
あと一つ・・・
ネガティブな言葉は自分にネガティブを呼び込んでしまいます。
その瞬間、すごく腹が立ったり、傷ついたりするかもしれませんが
その感情がすこし落ち着いたら、
それに燃料を与えるような追加で嫌な要素をあげつらうのではなく
なぜその人がそういう態度しか取れないのか?を
冷静に考えると、案外色々なことが見えてきます。
そうすると、そんな人のために自分が傷つくことが馬鹿らしくなってきます。
仲間と協調するために
同じ話題で盛り上がらないと私が仲間はずれになる・・
と思ってしまう場面もあるかもしれません。
そんなときは、程々に
「そうなんだね〜」と相槌を打てば大丈夫です。
毎日、何が大変かというと
仕事や勉強プラス人間関係で頭を悩ますことです。
ほんのちょっと視点を変えると
違うことが見えてきます。
誰のためでもなく、自分のために
気持ちよく過ごせるようぜひお試しください。
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