チューリップ畑

 · 

人間関係

この世で生活していく中で

一番厄介で、そして常にあるのが

人間関係の問題ではないでしょうか。

 

血の繋がった家族でさえ

時として分かり合えないことがあり

許せないと思うこともあるでしょう。

 

ましてや

生まれも育ちも違う人達と

同じ空間で過ごさねばならなかったり

職場であれば、仕事をする必要があります。

 

仲良くできそうな人や

可もなく不可もなく、

トラブルなく過ごせる人はいいのですが

中には、強く衝突したり、押しつけられたり

到底分かり合えないと思う人がいます。

 

自分で我慢できると思う場合は

ストレスをためつつもなんとかやり過ごせますが

ある一定の限度を超えると

同じ空気を吸っていることさえ我慢できなくなるかもしれません。

 

かくいう私も

20代の頃、本当に我慢できない!と思う同僚がいたことがあります。

その時は、

たまたま友達から一緒に仕事をしないかと誘われた時だったため

これ幸いと、1ヶ月ぐらいで決断し

さっさと自分から会社を辞めてしまいました。

 

今の私なら、

その我慢できないと思った同僚に対しての

自分自身の考え方や態度も

ずっといい状態に持って行けたと思います。

(相手にはその気持ちを気づかれないように気をつけていましたが

 以心伝心で伝わってしまっていたかもしれません)

結果その会社を辞めて違う仕事に就いたとしても

その後数年持ち続けた当時の思い出から

ネガティブなものを外すことができていたでしょう。

 

それは、何もただ我慢すればよかったというわけではありません。

ただ、相手にどう思われていたかわかりませんが

少なくとも意地悪をされたり、したわけではありませんでした。

もっと、相手のことを観察し、理解しようとすることで

見方や態度を変えることができたでしょう。

そうすれば、そこまでのダメージを『自分の心』に与えることなく

過ごすことができたはずです。

 

どんな場所でも

自分の好きな人や気の合う人だけで過ごせることはありません。

もしかしたら、そういう人達に恵まれたと思っていても

時間が経つにつれ、初めの頃は気にならなかったあれこれが

気になり嫌になることもあるかもしれません。

 

逆に嫌な人、と思っていても

その人の反応を見て、それを理解してしまえば

少しでもうまく付き合う方法が見えてくるのです。

そして、その経験が

さらに自分を成長させてくれることになります。

 

いつも書いていることですが

相手のことを理解してうまく振る舞うことが

自分が傷つかず、ダメージを受けずに済む方法で

結果自分の心の平和に繋がっていきます。

 

我慢をする必要はありません。

自分一人ストレスを抱える必要もありません。

ただ、ちょっと見方を変えてみると

気づくことがあるはずです。

 

 

 

いろいろきちんと観察した上で

根本的に合わなかったり、

その場が自分のためにならないと判断したら

居場所を変えるといいと思います。

その際もその時の経験を自分の糧にできたと思えるように

心の中できちんと決着をつけてからのほうが

後々一つの思い出として自分の中で整理できるでしょう。

 

 

 

 

 

メニュー

 ★さらんふるめいるからみなさまへ

今日のさらん

2024.12.10