よくよく気を付けなければならない行動の中に
自己弁護があります。
誰でも、私も、
自分がすべて悪いとは思いたくないし
自分の行動を肯定したいという気持ちが
あると思います。
中には、自分のことを卑下するあまり
すべて自分のせいにしてしまう人もいて、
それはそれでまた別の問題がありますが、
どちらかといえば
自分の行動を肯定したい人のほうが多いのではないでしょうか。
そう振舞ってしまう理由は、
自分が間違っていると認めることは辛いし、
向き合うのにも大変な労力がいるからだと思います。
薄々わかっていても
自分の非を認めていても
100%そのせいではなく
何かのせい、誰かのせい、にしたほうが
ずっと心も軽くなるし
前向きに考えられるからです。
どんな出来事でも
100%それが問題、という原因があるという事は少なく
いろいろな要因が絡んでいますから
そこは冷静に見なければいけません。
自分の立場も相手や状況の立場も
同じ距離間で見ることが大事です。
自己弁護をしようとする気持ちは
自分を有利にするために見たくないものを隠してしまいます。
だから、自分は悪くない!と言い聞かせるためではなく
悪い部分があったとしても
その経験を次に生かしていけるように
素直に向き合ってみるようにしましょう。
本当に自分が原因だった場合も
そうではなかった場合も
きちんと見つめて分析し、心の中で整理しておけば
必ず今から先の自分の行動を
よりいい方向へ導いてくれます。
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