チューリップ畑

 · 

自分を愛するということ

ここでも、ほかの場所でも

自分を大切に、自分を愛しましょうということが

以前より言われることが多くなった気がします。

 

そういう内容のことを

ずっと若い時に初めて聞いたとき

私は違和感を覚えました。

自分を愛する、自分を一番にするって

それは自己中心的なことではないのか?と。

 

しかし、大切なのはその先だったのです。

自分を愛すること、そして同じように

周りの人を愛すること、

それがワンセットだと思うのです。

 

 

 

一番簡単なのは

自分が変わって成長すること。

今よりも意識や考え方のレベルが上がれば

見えることやできることも増えていきます。

ですから、自分を愛するという言葉を

自分を大切にする、と言い換えてもいいかもしれません。

 

身近な言葉でいえば

以心伝心という言葉がありますが、

ポジティブな考えや空気、人柄は相手にも伝わりますし

同じようにネガティブなものも感じ取られます。

それが周囲の人間関係にも影響していきます。

自分だけではなく

周りもいい空気感で心地よくなければ

いい毎日を送ることは難しくなります。

 

そのためにも

まずは自分、そしてその次に周りへ愛をもって接する、

そういう環境が整ってきたら

毎日のつらい事が減っていくでしょう。

 

理想論、と思われるかもしれませんが

自分の気持ちの置き所や目線の変化で

同じことでもまるで違う捉え方ができるようになります。

 

繰り返しになりますが

本来自分を愛するということは、

自分のことだけを考えろとか

自分だけを大切にする、という意味ではないはずです。

 

それでも、自分が平穏でなければ

人のことを考える余裕など生まれません。

ですから、みなさまも自分のことを大切にしてください。

そして、心の余裕が生まれたら

周りの人にも心の中で愛をもって接してみてください。

必ず、空気が変わりいい方向へ動き出します。

 

 

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2024.11.02