毎日の中で
特にこだわってるものはない、という方でも
どうしてもこれだけは譲れない!と思う
何かはありませんか?
衣食住に関することかもしれないし
趣味や嗜好に関することかもしれないし
人間関係における立ち位置かもしれません。
私にもたくさんありました。
ゲン担ぎに近い、日常の些細なことから
人間関係でのふるまいまで。
でも、よくよく考えてみると
本当はどうでもいい事がほとんどです。
何が問題なのかというと
こだわり過ぎるとそれは執着に変わります。
執着してしまうと、そのこびりついた執着が自分の柔軟性を奪い
冷静に判断ができなくなってしまうからです。
そして自分と違うものを敵対視し、
よく考えることもなく、
“自分のアイデンティティで大切なこと“にしてしまい
一歩も譲ることなく
がっちり抱え込んでしまいます。
時には攻撃してしまうかもしれません。
そこには調和や愛はありません。
譲れないものがあったとしても
一旦距離を置いてみてみると
そこまでこだわる必要があったのか?と思うことが
あると思います。
もし自分が変わりたい、良くなりたいと思うなら
ほんの些細なところにもいろいろなものが隠れています。
自分自身のとっさな判断や反応をきちんと見つめるのは
本当に大変で注意力が必要ですが
一つ見えてくると少しずつほぐれていきます。
特に怒ったり悲しかったりするネガティブな感情が生まれたときは
なぜこのことに私は怒りを感じるのだろう?と振り返ってみると
意外な“譲れない(許せない)”何かが見えてくると思います。
そしてそれは本当に譲れない大切なことなのか?を
じっくり考えてみると今まで思いもしなかった
自分の抱えていたものが見えてくるでしょう。
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