幼いころからつい最近まで
自分の“欲”と闘っていました。
私にとって最大の“欲”とは
飲食に関することです。
食べることも飲むことも好き、
食べる量もお酒の量も人並みよりは多く、
人に自慢できるような秀でていることがない私は、
沢山食べ飲めることは
ちょっとした自分の特技ぐらいに思っていました。
その大食いの理由の一つは
家族も同じように食べることが好きで
沢山食べるのが普通だった環境で育ったことだと思いますが
もう一つの理由は
長い間「ストレスの解消法」が
飲食であると感じ、自分で自分を納得させてきたこと
ではないかと思います。
食欲が抑えられないのは
ストレスのせいであり、
仕方ない事、と片づけることで
長い間言い訳をしつつ大いに食べて飲んでは
その直後だけ反省していました。
当然、一晩も寝れば反省したことも忘れてしまいます。
でもやっとその欲は
仕方ないものでもコントロールできないものでもなく、
自分の過去の記憶や思いから
ふと顔を出していることに気づきました。
食べたり飲んだりしているときは
おいしいからうれしいし、うれしいから楽しくて
気分もいい状態が続いています。
その楽しかった記憶がなぜか、
ちょっとした拍子に思い出され
またその楽しい気分を味わいたいがために
単純に「食べたい」につながっているだけなのです。
だから体が栄養を欲して食欲を刺激しているわけではないし
場合によっては、体を維持するのに必要な分を大きく超えても
「食べたい」と思っている思いだけで
行動していることになります。
そんなことは当たり前のことかもしれませんが
その当たり前をコントロールできないこととして
自分に許容していたからこそ
「我慢できないこと」に変わってしまっていたのです。
本当にお腹が空いていれば食べればいいし
時には嗜好品もとることもいいでしょう。
ただ、それを我慢できないものだからと言い訳し
「仕方ない」と言いながら繰り返してしまえば
それが悪い習慣になってしまいます。
食べたり飲んだりすることが悪いのではなく
「欲」は自分の過去の記憶や思いから出てきたものであることを
認めコントロールすることが大切なのです。
一つコントロールできるようになれば
それが自信につながり、いろいろなことが
楽にできるようになります。
かくいう私も、まだまだ気をつけねばならないことが
たくさんあります。
日々、自分の心を観察し
暴走しないようにしていきます。

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